患者様のお話を伺っていると、女性が夫やボーイフレンドに求めることは皆同じだなと思うことがあります。大切な人に「わかってもらいたい」という気持ちが満たされず、不満や虚しさで自分の居場所がないように感じてしまう、、。もちろん全員ではないから一般的に、ということになりますが。
「わかってもらう」この簡単なようでとても難しいこと。
どうしたら「わかってもらった」という気持ちになるのか。。。
女性と男性は、身体の機能が違います。そしてもちろん脳の特性も違うのです。得意なことと不得意なことがあって、この特性の違いのためにすれ違うことも多くなるのです。
患者様たちにわかりやすく男性と女性の脳の働きが違うことを説明することができないかなと思って本を探してましたら、ある本に出会いました。
- 作者: 黒川伊保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: 新書
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この中に女性脳の取扱い説明書と、男性脳の取り扱い説明書が箇条書きで書いてありました。ふむふむ、なるほど、そうだよね、という感じに軽く楽しく読めました。そして、これ、皆様も参考にされると良いかも!と思いましたので、ブログにupすることにしました。
そらクリニック外苑前の患者様は女性の方ばかりなので、男性脳のトリセツを引用させていただきますね。
1 思いやりで、愛を測らない
2 不満があったら、率直に言ってみる
3 優先順位で、愛を測らない
4 提案は、フェアな複数候補の態にする
5 愚痴や指図で追い立てない
6 家事の全容を理解させる
7 結論から言う、数字を使う
8 ものを取ってと頼むのは、必要最小限にする
9 秩序を、安易には乱さない
10 兄を立ててやる
11 夫を立てると、息子の成績が上がる法則
12 細かいゴール設定と、その確認を怠らない
13 死ぬまで、頼りにする
本書にはその解説が書かれておりますので興味があおりであれば是非読んでみて下さい。私も夫とのやりとりに参考になることがありました。全て上手くいくとは限りませんが、結構使えるのでは?と思います。
女性脳のトリセツは、多くの女性が「そうよ!」とおっしゃるのではないかと思いました。ですから、本音を言わせてもらえば、女性がこの本を読んで男性脳を理解して対策するより、男性に女性脳のトリセツを理解していただけたら嬉しいわってことになるのですが。。。他者に理解して変わってもらうことより、まず、自分でできることをしてみましょう。女性が変われば男性も変わるかもしれませんから!