そらクリニック外苑前のブログ *こころの空もよう*南青山の予約制の心療内科 女性のためのメンタルクリニック 女医 女性専門

女医による女性のための心療内科・精神科そらクリニック外苑前のブログ。東京都港区南青山、青山一丁目、渋谷、新宿からも近いです。

Hanako後

ちょっと愚痴のようなものを。

新しい年になって気分一新。お年賀プレゼントも終了して立春を迎えました。

暦の上では春ですが、寒い、、。

雑誌の影響もあって、1月は新患さんが多かったです。そして感じた事。

患者様おひとりおひとりの背景や状態を把握するのには時間がかかります。私はカルテの内容と患者様のお顔が一致して抱えてらっしゃる問題点までまとまって頭の中に想起されるようになっていかないと落ち着かない。新患さんが多いとその作業が十分でない状態の診察が増えてしまった印象もあります。なかなか思うようにはいきませんね。

そしてまた落ち込む材料が少々。

私なりに限られた時間をやりくりして診療時間を取って同様の診療をしていても、これまでリピート率は9割強だったのに無断キャンセルや当日キャンセルが多くなってしまった事、、。中には診断書を発行したのにいらっしゃらない方も。これでは、休んでいる間に必要になった書類はもう書けません。

雑誌の影響ということなのでしょうか。よく雑誌で紹介された飲食店はお客さんが集中するけれどリピートに繋がらないと聞きます。メンタルクリニックにも同じ現象があるとは、、?

キャンセルは仕方ないことと思います。もちろんお受けいたします。ただ、当院は完全予約制なのでその時間は予約された患者様のために空けて待っているお時間なのです。他の患者様をお断りしていることもあるわけで。。。

完全予約制のクリニックを受診される場合、以上のような事情について患者様方にも知っておいていただきたいなと感じています。予約料をいただくようなシステムにしたくないです。

ご理解ください。

お年賀2014

毎年恒例にしようとおもっております、お年賀。

院長高橋からのささやかなプレゼントをご用意しております。

今年は手作りの練り香です。みつろう、ファーナスペレット、オリーブ油をベースにエッセンシャルオイルをブレンドしました。リップクリームとしても使えます。

香りは4タイプあります。お好きな香りをお選びください。

•気分スッキリ集中力アップ

•うっとり夢心地

•心ザワザワをゆったりモード

•女子力アップ

数に限りがございますが1月中はご用意したいと思います。

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初日はスッキリタイプが人気でしたが、本日はゆったりタイプが人気でした。皆様の好みが気候にも影響されるようです。面白いですね。

Hanako

新しい年になりました。

お休みが長かったのに慌ただしく過ごしてあまりのんびりできませんでした。でもリフレッシュはできたので気分新たにお仕事しています。

一つお知らせです。

本日発売の雑誌 Hanako でそらクリニック外苑前が紹介されました。女性のための病院探し&不調ケアの特集号です。P29。小さい記事です。

Hanako No. 1056 | Hanako | マガジンワールド

 

Hanako (ハナコ) 2014年 1/23号 [雑誌]

Hanako (ハナコ) 2014年 1/23号 [雑誌]

 

 

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そらクリニック外苑前は今月で一周年を迎えます。

何か記念になるものが欲しいなぁと思って購入しました。

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竹中美幸さんの作品です。

雲のような形に虹色の光のつぶの煌めき。。。

診察室の壁に飾りました。小さな作品ですが色々な表情を見せてくれて楽しませてもらってます。

お気に入りをそばに置けるのは幸せです。

地図、読めますか?

女性は地図を読むのが苦手と言われます。

私は道に迷うことがなく地図さえあれば目的地に辿り着けるので自分は「地図が読める」と思っていました。

でもその能力は、「女性としては比較的地図を読むのが得意な方」ということだったのだと思い知らされることがあります。

男性の友人にどこかに行く道を教えてもらった時のことです。

目的地に向かう地図を描きながら、曲がるべき交差点などの説明に右側にこんなものが見えるとか、途中○○メートル位進むを左手前方にこんな目印があるなど単に二次元の地図ではなく三次元の立体図のイメージを、分かりやすいイラスト付きで教えてくれました。それが実際に行ってみたら本当にその通りに風景が進んで行くので感心してしまいました。感動といってもいいくらいです。

夫と散歩をしている時でも夫が感じているこの世界と自分が感じているものが違うんだと思い知らされることがよくあります。私は何となく東西南北はわかって動いているつもりですが、道を何度か曲がって移動していると自分がどの方向に向かって歩いているのかわからなくなってしまいます。だいたいあの方向に進めば目的地という感覚も少しづつズレていってしまいます。知らない道を歩いて行ってこの道が知っている道のどこに繋がるかなんてわからなくなってしまうので「あれ?ここはあそこと繋がっているんだ〜!」と驚くこともしばしば、、、。

でも夫は、そんな私を不思議そう(ちょっと憐れんでいるっていうかバカにしているかも)に見ています。

そんな時、夫の脳に映る世界を想像すると壮大な宇宙空間が浮かびます。自分の目に映っているのは単なる二次元の地図、、、。

悔しくて悲しいけどしょうがありません。私の未知なる脳を持った夫をちょっと尊敬できる材料だったりもするのでこれはこれで良い事と思っています。

その代わり、女性同士の何となくわかる会話に彼はついて来れません。義理の母と夫との会話を聞いていて「お義母さんはこういうことを言いたいんじゃないかな」と私が説明を加えてやっと二人の会話がかみ合うこともあります。「どうしてわかるの?」と不思議そうにしています。そこにはやはり尊敬というより女はこれだからなぁ、面倒くさいというニュアンスを感じてしまいますが、、、。私としては言葉を操る事、表情を読み取る事が得意な女性脳の能力発揮でちょっといい気分になる瞬間だったりします。

夫婦でも家族でも男性女性に限らず、誰かと一緒にいるっていうことはお互いの良いところ良くないところとつき合って行く事です。お互いの得意分野を尊敬していけたらいいなって思います。

記憶のひきだし

先日、友人と話していて面白いことがありました。

オリンピックの東京開催が決まり、自分の一番古いオリンピックの記憶はいつかしら?これって世代の違いがわかるよね、みたいな話で、、。

私はあまり一生懸命観戦する方じゃないのですが、札幌オリンピックのことは映像としてハッキリ記憶にあります。今40代前半の方だと札幌オリンピックの記憶はないんじゃないかしら?

当時、小学生だった私は学校の教室で映像を見た憶えがあります。

その光景が頭に浮かんだ時、同時に浅間山荘事件とちあきなおみの映像が浮かびました。

これって同時期だったのかしら?と思って調べました。

札幌オリンピック 1972年2月3日から2月13日

浅間山荘事件 1972年2月19日から2 月28日

ちあきなおみの喝采 1972年のレコード大賞

自分でもビックリ。ほぼ同時期のことが私の記憶の引き出しに隣同士でしまわれていたということらしいです。

その後のオリンピックになると記憶が曖昧で映像で甦って連想されていくことはあまりないみたい。札幌オリンピックの時代はみんなが同じものを見ていたようにも思います。

友人とその後、トワ・エ・モアの歌を口ずさみました。タイトルが出て来なかったけど(笑)

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周りにお気に入りのものを置いて過ごしたいという思いがあります。

受付カウンターにひと月ほど前からお花を置いています。アートフラワー(要するに造花)ですが自然な風合いが気に入りました。

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紫陽花です。

このあとも、お気に入りシリーズが続きます。